最も安定し美しい比率とされる黄金比。意図的にこれを意識して創作した芸術家も数多いことが知られています。今回はそのなかでも有名なものをご紹介します。

黄金比:(おうごんひ、英語: golden ratio)とは、1:(1+√5)/2となる比(近似値は1:1.618、約5:8)のことで、「宇宙空間で最も美しい数値」だと考えられています。惑星の軌道などもこの比率が関係してるらしく、その宇宙空間の中でもっとも身近である我々人類の体も黄金比で構成されいるんです!

ミロのビーナス

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このビーナス像の頭の先からつま先まで、そして、つま先からおへその比率がちょうど、1:(1+√5)/2の黄金比になっているんです。ミロのビーナスは美の化身と言われていますが、その体は綿密な数値で構成されています。

凱旋門(パリ)

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この絵の中央に霞んで青い山が見えますね。一度見るとこの山って不思議な存在感を持ってきませんか?これは構図に黄金比が使われているかららしいんです。

モナ・リザ(レオナルド・ダ・ヴィンチ)

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モナリザの顔は、顔の輪郭に沿って接線を引いた後の縦と横の直線の長さが黄金になっています。

ピラミッド(エジプト)

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例えばクフ王のピラミッド例に挙げると、ピラミッドの高さと底辺の長さの比率が約1:1.618になります。

パルテノン神殿(ローマ)

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そしてパルテノン神殿も縦が1なのに対して横が1.618になっています。

サグラダ・ファミリア大聖堂(バルセロナ)

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唐招提寺金堂

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遠いギリシアで発見された黄金比は海を渡り、もちろんこの日本にも伝わっています。唐招提寺金堂の縦横比は黄金比になっています。

富嶽三十六景 神奈川沖浪裏

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そして北斎の富嶽三十六景 神奈川沖浪裏の波の比率も黄金比になんです。

金閣寺

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三島由紀夫を金閣寺を小説の題材にしたことは、その外見だけではなく、洋の東西問わない黄金比の美しさが根底にあったのでしょう偶然ではなかったのでしょう。

竜安寺の石庭

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この庭園は室町末期の15世紀末に作られたと考えられていますが、はっきりした作庭年代は不明で、作庭意図もはっきりしていません。黄金比の他にも、バースペクティブがうまく利用され、庭にある15個の石は、庭をどちらから眺めても必ず1個は他の石に隠れて見えないように設計されているなど、さまざまな指摘がされています。

ニューヨークの国連ビル

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第二次世界大戦後の1952年にル・コルビュジエとオスカー・ニーマイヤーによって設計されました。コルビュジェは伝統から切り離された合理性をモットーとしたモダニズム建築の提唱者として、ニーマイヤーはブラジル政府関係の建物の多くを設計した人物として非常に有名です。

?タバコ『ショートホープ』の箱

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50年以上も大きな変化もなく、世界的にも評価の高いデザインですからアートと言ってもいいのでは?

オードリーヘップバーンの顔

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彼女の整った顔立ちは黄金比が無数に存在していると言われています。ちなみに日本人の平均的な顔で黄金比に照らした顔にすると和服姿が似合う和風美人な顔になるそうです。

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美しいApple製品は黄金比を取り入れていたのですね。

はっとするような絵画や建築に出会ったら、もしかしたら黄金比が使われているかもしれません。意識して見てみると面白いですよ?

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