作品概要

羊飼いの礼拝》は、画家のジョルジョーネによって描かれた作品。制作年は1500?年から1500?年で、ナショナル・ギャラリー・オブ・アート(ワシントン)に所蔵されている。

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ルネッサンス期の巨匠、ジョルジョーネ作《羊飼いの礼拝》または《アレンデールの降誕》は1505年頃に制作された絵画である。

歴史的に重要な絵画であり、ヴェネツィア派の画家達に強い衝撃を与えた。この絵の構図は2つに分かれていて、右の方には暗い洞窟があり、左の方には明るいヴェネツィアの風景が広がっている。ヨセフとマリアが纏う布は光を反射しており、背後の暗がりと前の明るい部分を区切る役割を果たしている。更に羊飼いのまとうみすぼらしい服と良いコントラストを成している。この光景は深い瞑想から生まれた一場面である。質素だがどこか威厳のある羊飼い達はキリストが神であることに最初に気づいた人々であり、彼らはその神々しさを見て、赤子の前にひざまずいている。マリアとヨセフもこの礼拝に加わっており、そのおかげでこの絵に親しみやすい雰囲気が生まれている。

《羊飼いの礼拝》は、過去にこの絵画を所有していたうちの一人に因み、《アレンデールの降誕》という名前をも持つ。ジョルジョーネの作品群の一部は、このタイトル《アレンデールの降誕》から、アレンデール・グループと称されている。このグループにはワシントンのナショナル・ギャラリー・オブ・アート所蔵《聖家族》、そしてロンドンのナショナル・ギャラリー所蔵《東方三博士の礼拝》が含まれている。時には範囲を広げてウィーンの美術史美術館所蔵の、同じテーマの絵画《羊飼いの礼拝》を含めることもある。

ジョルジョーネは常にルネッサンス期でも重要な画家の一人と言われており、後世に与えた多大な影響は注目に値する。その名声はあれど、ジョルジョーネの短い生涯については殆ど知られていない。また間違いなく彼の作だと言われている絵画もわずか数枚である。しかし現在、この《羊飼いの礼拝》は、ほぼ間違いなく彼の作品だと言われている。

ワシントンのナショナル・ギャラリー・オブ・アート所蔵。

《羊飼いの礼拝》の基本情報

  • 画家ジョルジョーネ
  • 作品名羊飼いの礼拝
  • 制作年1500?年-1505?年
  • 製作国イタリア
  • 所蔵ナショナル・ギャラリー・オブ・アート(ワシントン) (USA)
  • 種類油彩
  • 高さ908cm
  • 横幅1105cm
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