作品概要

コンポジションⅦ》は、画家のワシリー・カンディンスキーによって描かれた作品。制作年は?年から?年。

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内面のヴィジョンとしての絵画

1913年11月、ワシリー・カンディンスキーはミュンヘンのアトリエで3日半かけて、そのキャリアにおいて最も野心的で最大(200×300cm)となるこの作品を描いた。多くの意味において、本作はそれまでの5年間の彼の仕事の集大成と言っていい。画家はコンポジションの連作を「内面のヴィジョン」と表現し、その形や構造が交響曲に似ていると述べている。画家にとって絵画は精神を表現する鏡であった。目に見えない精神を見えるようにするために、始めは表現主義的で形のあるものを描いていたが次第に形は曖昧になっていく。初期の作品に見られるモチーフ(絵の左下隅のボート)も描かれているが、この作品においてそれは具体的な対象として描かれていない。ここでとうとう完璧な抽象化のための絵画的な「言語」が出来上がったのである。

精神的な癒しを

画家は自分が芸術作品を生み出す目的は、物質主義的な病んだ世界に精神的な癒しを与えるためだと言い、それにより「観る者はその絵の中を歩き回り、絵の一部となる」と語っている。この作品には、混沌としているものの喜ばしい、爆発的な再生の可能性—彼の故郷ロシアで起きた革命や第一次大戦の狂ったような激しさを目の当たりにして生まれた、熱狂的な希望の叫び—が感じられる。

《コンポジションⅦ》の基本情報

  • 制作者:ワシリー・カンディンスキー
  • 作品名:コンポジションⅦ
  • 制作年:不明-不明
  • 製作国:不明
  • 所蔵:不明
  • 種類:不明
  • 高さ:不明
  • 横幅:不明
  • 編集情報

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