作品概要

凸面鏡の自画像》は、画家のパルミジャニーノによって描かれた作品。制作年は1523年から1523年で、ウィーン美術史美術館に所蔵されている。

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《凸画鏡の自画像》は、1524年にイタリアのルネッサンス時代の画家、パルミジャニーノ(1503年-1540年)の代表作である。

直径24、4cmの円形のこの作品は、凸面鏡に映った21歳のパルミジャニーノと歪んで映った部屋の内装を描いており、前方に映ったパルミジャニーノの手は大きく伸びて歪んでいる。この自画像を描くにあたって、凸画鏡の曲線を模倣するため、特別に作成した凸板を利用して描かれた。

21歳とは思えぬほど若々しく端正な顔立ちであったパルジャミニーノは、自身が床屋の鏡台を覗き込んだ際に、この構図の着想を得たと言われている。

この作品は、当時のローマ教皇であったクレメンス7世へ寄与され、その後、同時代の詩人、ピエトロ・アレティーノ(1492年-1556年)へと渡った。ピエトロと同じ家で暮らしていた同時代の芸術家、伝記作家のジョルジョ・ヴァザーリ(1511年-1574年)によって執筆された、ルネサンス期の芸術家の評伝(のちに美術史の基本資料となる)の一部に、この作品《凸画鏡の自画像》、そしてパルミジャニーノの才能が高く評価されている。。

その後、1560年にはヴェネツィアの彫刻家アレッサンドロ・ヴィットーリアが当時の皇帝ルドルフ2世に遺産として割り当て、その後1608年にはオーストリアのプラハへと到着。のちに、ハプスブルグ帝国コレクションの一部となり、現在はオーストリアのウィーン美術史美術館に保管されている。

《凸面鏡の自画像》の基本情報

  • 画家パルミジャニーノ
  • 作品名凸面鏡の自画像
  • 制作年1523年-1524年
  • 製作国イタリア
  • 所蔵ウィーン美術史美術館 (オーストリア)
  • 種類油絵
  • 高さ24.4cm
  • 横幅24.4cm
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