作品概要

聖フロリアヌスの殉教》は、画家のアルブレヒト・アルトドルファーによって描かれた作品。制作年は1530年から1530年で、ウフィツィ美術館に所蔵されている。

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『聖フロリアヌスの殉教』は、ドイツの画家アルブレヒト・アルトドルファーによって1530年頃に描かれた祭壇画の一部である。ウフィツィ美術館にある2つのパネル(聖フロリアヌスの別れと聖フロリアヌスの殉教)は、聖フロリアヌスの物語を表す7つのパネル(不完全)の一部である。他のパネルは、ニュルンベルク美術館に3つ、プラハ国立美術館に1つ、ベルン美術館に1つと言った具合に分散している。それらはオーストリアのリンツ近くのザンクト・フローリアン修道院のためにアルトドルファーによって制作された聖フロリアヌスの祭壇画とは別の物である。本作も同修道院のために描かれたのかどうかは不明である。

聖フロリアヌスは、キリスト教に改宗したローマ帝国の兵士であった。キリスト教迫害の際に自らがキリスト教徒であることを告白し、火あぶりなどの拷問にかけられた。その後首に大石を結び付けられてエン川に投げ込まれ、304年に殉教した。オーストリア・オーバーエスターライヒ州の守護聖人である。また彼は、燃えている建物や町をバケツ一杯の水で消火するという奇跡を起こしたと言われている。そのため消防士の守護聖人でもある。オーストリアとバイエルン地方の人気聖人でもある。

主題である聖フロリアヌスの裸体やそれを取り囲む群衆の描写も色鮮やかだが、橋の下、遠くに見える山の風景や水の流れなどの豊かで写実的な描写が、アルトドルファーの作品らしく見事である。

《聖フロリアヌスの殉教》の基本情報

  • 画家アルブレヒト・アルトドルファー
  • 作品名聖フロリアヌスの殉教
  • 制作年1530年-1530年
  • 製作国不明
  • 所蔵ウフィツィ美術館 (イタリア)
  • 種類油彩画
  • 高さ76cm
  • 横幅67cm
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