作品概要

お告げを受ける乙女マリア、受胎告知する大天使ガブリエル》は、画家のカルロ・クリヴェッリによって描かれた作品。制作年は1482?年から1482?年で、フランクフルト・シュテーデル美術館に所蔵されている。

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『お告げを受ける乙女マリア』と『受胎告知する大天使ガブリエル』は、カルロ・クリヴェッリが、描いた絵画である。天使は、街路に降りて止まり、翼を起こし、マントは突然の着地の勢いでひらめいている。ガブリエルは、口を開き、『処女マリアは、息子を生む。」という神の伝言を伝えている。聖母マリアは跪き、伝言を受け入れている。彼女の手は祈りのために交差されている。寝室は聖霊により、光に照らされている。

この二つの作品は、『カメリーノの聖ドメニコ教会の三連祭壇画』の一部分と考えられており、『受胎告知する大天使ガブリエル』は、左上部に位置し、『キリストの復活』のパネル画をはさみ、右上部に『お告げを受ける乙女マリア』が位置していたと考えらている。この祭壇画の中心パネル三枚は、ミラノ・ブレラ美術館に所蔵されている。この中心パネルには、『聖母子』、『聖ペトロと聖ドメニコ』、『ヴェローナの殉教者聖ピエトロと聖ヴェナンツィオ』が描かれている。この他にも、プレデッラ(祭壇飾りの最下部にあたる部分)もあったと考えられている。

カルロは、数年後の1486年にも同主題の絵画『聖エミディウスを伴う受胎告知』を描いている。1486年のものには、煌びやかに装飾的な要素をふんだんに取り入れて描かれているが、この1482年の絵画の乙女マリアの部屋は簡素に描かれている。

これらの小さな絵画は、13フィート(3.96m)の全長の祭壇画の、頂点を形作っていた。この急峻な位置を補足するために、遠近法を極端に描き、下から見る視点に対応した。

《お告げを受ける乙女マリア、受胎告知する大天使ガブリエル》の基本情報

  • 画家カルロ・クリヴェッリ
  • 作品名お告げを受ける乙女マリア、受胎告知する大天使ガブリエル
  • 制作年1482?年-1482年
  • 製作国イタリア?
  • 所蔵フランクフルト・シュテーデル美術館 (ドイツ)
  • 種類テンペラ、パネル
  • 高さ54cm
  • 横幅38cm
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