作品概要

コンヴェルティーテの祭壇画》は、画家のサンドロ・ボッティチェリによって描かれた作品。制作年は1491年頃年から1491年頃年で、フィラデルフィア コートールド・ギャラリーに所蔵されている。

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サンドロ・ボッティチェッリが1491年頃に描いた「コンヴェルティーテの祭壇画」は、フィレンツェのサンタ・エリザベッタ・・デッレ・コンヴェルティーテ教会のために描かれたものである。フィレンツェの商業組合の中でも、薬草や薬剤を扱う商人たちがスポンサーとなって制作された作品であることがわかっている。

また、この教会では改悛した娼婦を受け入れる修道院があることでも知られていたため、「コンヴェルティーテの祭壇画」には娼婦であったマグダラのマリアも描かれている。作品は当時は大変な話題となり、ヴァザーリ、ガッダイアーノの年代記、歴史家ヴィンチェンツォ・ボルギーニによって記述された。

1808年以降、作品は行方不明となり祭壇画は分断されて散逸し、現在はフィラデルフィアのコートールド・ギャラリーに保管されている。

作品は、「三位一体」をテーマに描かれている。中心にイエス・キリスト、その背後に父なる神、イエスの頭上には聖霊のシンボルである白い鳩が「三位一体」を表している。智天使たちがアーモンドの型に描かれて、その中に「三位一体」がすっぽりと収る構図となている。

左端に描かれたマグダラのマリアは、当時のフィレンツェでは知らぬ人がいなかった彫刻家ドナテッロの作品を参考にしていることはまちがいない。右側に描かれているのは、フィレンツェの街の守護聖人洗礼者ヨハネである。

そして、作品の下部には非常に小さく大天使ラファエルと彼が導く少年トビアが描かれている。フィレンツェの薬草組合の守護聖人が大天使ラファエルであったために、奉献者として描かれている。

《コンヴェルティーテの祭壇画》の基本情報

  • 画家サンドロ・ボッティチェリ
  • 作品名コンヴェルティーテの祭壇画
  • 制作年1491年頃年-1493年頃年
  • 製作国イタリア
  • 所蔵フィラデルフィア コートールド・ギャラリー (アメリカ合衆国)
  • 種類テンペラ画
  • 高さ215cm
  • 横幅192cm
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