作品概要

ピエタ》は、画家のカルロ・クリヴェッリによって描かれた作品。制作年は1476?年から1476?年で、メトロポリタン美術館に所蔵されている。

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『ピエタ』は、カルロ・クリヴェッリが、描いた絵画で、ピエタとはイタリア語で、哀れみを意味し、キリスト教の聖母マリアがキリストの亡骸を抱きかかえる場面を主題とした作品である。この場面は、キリストが十字架へはりつけにされた後の場面である。カルロはキリストの亡骸を座った姿勢で描いている。画家は、キリストの亡骸を、通常の聖母マリアの膝の上に横たわる仰向けの姿勢ではないことを選択し、おそらく『ピエタ』と『悲しみのキリスト』を故意に合成したと思われる。

感情の高ぶりを表現しているこの絵画は、おそらくカルロが、マルケ州のアスコリ・ピチェーノにあるサン・ドメニコ教会のために描いた祭壇画の一番上の段のものである。この作品は、カルロの傑作であると広く考えられている。この二段多翼祭壇画の、いくつかの主パネルは、ロンドン・ナショナルギャラリーに所蔵されている。

この祭壇作品は、前所有者の名前に由来して、デミドフ祭壇画とも呼ばれている。カルロの作品は、装飾的効果と、徹底的な写実的細部の対比が見られる。この例として、墓の縁から垂れ下がるキリストの手がある。

洗練された17世紀の額縁が、ローマのバルベリーニ家により、この絵画のために制作された。一族の紋章、蜂が各角を装飾している。キリストの死去に対する深い悲しみを描写した作品の中で、もっとも記憶に残る作品である。

キリストの左腕は、聖母マリアの左肩にもたせかけられており、彼女は、キリストの生気のない顔を青ざめた顔で見つめている。マグダラの聖マリアは、キリストの左側に描かれている。そして、後ろに描かれている巻き毛の若い男は、福音伝道者聖ヨハネである。

《ピエタ》の基本情報

  • 画家カルロ・クリヴェッリ
  • 作品名ピエタ
  • 制作年1476?年-1476年
  • 製作国イタリア?
  • 所蔵メトロポリタン美術館 (アメリカ合衆国)
  • 種類テンペラ、木製パネル、金下地
  • 高さ71.8cm
  • 横幅64.5cm
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