作品概要

(聖エミディウスを伴う)受胎告知》は、画家のカルロ・クリヴェッリによって描かれた作品。制作年は1486?年から1486?年で、ロンドン・ナショナルギャラリーに所蔵されている。

詳細な画像を見る

『(聖エミディウスを伴う)受胎告知』は、カルロ・クリヴェッリが、キリスト教の聖典である新約聖書に書かれている挿話の1つを描いた祭壇画である。1482年に、イタリアの都市アスコリ・ピチェーノが、ローマ教皇シクストゥス4世 に自治政治を認められたことを祝うために、サンティッシマ・アンヌンツィアータ教会のために制作された。この絵画は、1864年からロンドン、ナショナルギャラリーに所蔵されている。

絵画に描かれている天からのびる光線は、マリアの聖霊による妊娠を表現している。左側の通り抜けられない道や、寝室に描かれている瓶に入った純粋な水は、通例、マリアの処女性を象徴している。部屋の外には、翼のある天使ガブリエルが、聖エミディウスと一緒に描写されている。聖エミディウスは、アスコリ・ピチェーノの都市の模型を手に持っており、彼がこの都市の守護聖人であることを示している。絵画の最前部に描かれている、林檎は禁断の果実で、人間の堕落をを象徴しており、胡瓜はキリストの復活の約束と、キリストによる救済を象徴している。孔雀は、その肉は永久に腐敗しないと信じられていたため、不死と関連して考えられている。

絵画の下部は、シクストゥス4世と、この都市の司教プロスペロ・カファレッリの紋章で飾られている。ラテン語で 「libertas ecclesiastica(教会の自由)」は、カトリック教会の総合監督の元の、アスコリ・ピチェーノの自治政府に言及している。

フリンジ理論(その分野で主流でない考え方や理論)によると、この絵画に描かれている聖霊の後光は、未確認飛行物体であるとも解釈される。

《(聖エミディウスを伴う)受胎告知》の基本情報

  • 画家カルロ・クリヴェッリ
  • 作品名(聖エミディウスを伴う)受胎告知
  • 制作年1486?年-1486年
  • 製作国イタリア?
  • 所蔵ロンドン・ナショナルギャラリー (イギリス)
  • 種類卵、油絵の具、カンバス
  • 高さ207cm
  • 横幅146.5cm
  • 編集情報

  • 投稿日
  • 編集者