作品概要

サン・ジョヴェナーレ三連祭壇画》は、画家のマサッチオによって描かれた作品。制作年は1422年から1422年で、マザッチオ宗教美術館に所蔵されている。

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『サン・ジョヴェナーレ三連祭壇画』はルネッサンス期のイタリア画家マサッチオが1422年にて作成したテンペラ画である。現在、この作品はイタリアのフロレンツィにあるマザッチオ宗教美術館にて保存されている。

『サン・ジョヴェナーレ三連祭壇画』はマサッチオが作者だと言い伝えられている作品の中では、最古のものにあたる。また、ルネッサンス期に流行した幾何学的な遠近法を最初に取り入れた作品の内の一つでもある。マサッチオはフィレンツェのカステラーニ家に依頼され、サン・ロレンツォ大聖堂の為にこの作品を描いた。第二次世界大戦が正式に勃発する前、イタリアを占領するドイツ軍から絵を守る為、この作品は本来展示されているチャペルの所在地であるカッシーアから2キロ離れたサン・ジョヴェナーレと言う場所の小さな礼拝堂に隣接する家屋のロフトにて保存されていた。この絵が再度見つかったのは1961年であり、保存されていたロフトで発見した当時、絵の保存状態はとても悪かったと言われている。

『サン・ジョヴェナーレ三連祭壇画』は3枚のパネルによって構成されており、中央のパネルにはイエス・キリストを抱えたマドンナと2人を見上げる天使達、左のパネルにはブラシウスとバルトロマイ、そして、右のパネルには大アントニオスとジオヴェネールの聖人ジュベナールが描かれている。また、中央に描かれているイエス・キリストは聖体拝領の象徴であるぶどうを口に含んでおり、マドンナの円光にはシャハーダが刻み込まれている。

《サン・ジョヴェナーレ三連祭壇画》の基本情報

  • 画家マサッチオ
  • 作品名サン・ジョヴェナーレ三連祭壇画
  • 制作年1422年-1422年
  • 製作国イタリア
  • 所蔵マザッチオ宗教美術館 (イタリア)
  • 種類テンペラ画
  • 高さ108cm
  • 横幅153cm
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