作品概要

幼いキリストを礼拝する聖母》は、画家のジェンティーレ・ダ・ファブリアーノによって描かれた作品。制作年は1420年から1420年で、ゲティー・センターに所蔵されている。

『幼いキリストを礼拝する聖母』は、 1420年頃から1421年頃にかけてイタリアの画家、 ジェンティーレ・ダ・ファブリアーノ によって描かれたテンペラ画である。アメリカ・ロサンゼルスのゲティー・センター美術館に収蔵されている。この作品は、画家の故郷であるファブリアーノでの1420年春の短い滞在の時期から、翌年夏にフィレンツェへ移るまでの間に描かれたと考えられている。

この場面は、芝生に座る聖母マリアという「謙遜の聖母」と、イエスの生誕を組み合わせた伝統的な図像である。聖母子の後ろには眠った姿のヨセフ、ロバと牛の小屋、さらに後ろには「羊飼いへの告知」(天使によりイエス誕生を知らされる羊飼いたち)のシーンが見える。

聖母マリアのマントの刺繍には、 “Ave Mater Digna Dei Ven […] Ben […]”、右端に “Salve Regina Mater Mis [ericordiae]”、左端に ” Ave Maris Ste [lla] Dei Mater Alma Atque […] “、そして下部に” Ave Maria Gratia Plena Do [minu] Tecum Benedi [ctu in Mulieribus “]と見える。いずれもラテン語の祈祷文である。

前景の芝生とイエスの下に敷かれた布の装飾の描写に、ジェンティーレに特徴的な細部への注意が見てとれる。

《幼いキリストを礼拝する聖母》の基本情報

  • 制作者:ジェンティーレ・ダ・ファブリアーノ
  • 作品名:幼いキリストを礼拝する聖母
  • 制作年:1420年-1421年
  • 製作国:イタリア
  • 所蔵:ゲティー・センター (アメリカ)
  • 種類:テンペラ画
  • 高さ:72cm
  • 横幅:42.6cm
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