作品概要

揺り椅子のカレン叔母さん》は、画家のエドヴァルド・ムンクによって描かれた作品。制作年は1883年から1883年で、ムンク美術館に所蔵されている。

エドヴァルド・ムンクはノルウェー象徴派の画家だった。幼少の時に母と姉を肺結核で亡くし、その暗い影は彼の作品の随所に見出すことができる。病室の暗い雰囲気は、彼の脳裏に常に焼き付いていた。アマチュアの画家で叔母にあたるカレンがムンクとムンクの兄弟達を養い、ムンクに絵の手ほどきをした。1881年、彼は王立絵画学校に入学した。

若い頃は、ムンクは信心深くてムンクの絵を描くことに反対していた父親からのプレッシャーに苦しんだ。それでも何とか奨学金を受けてパリの絵画学校に進むことができたムンクは、そこでフランスの様々な画家達から大いなる影響を受けた。彼はその後ドイツへ渡り、作品がベルリンの展覧会で取り沙汰されて注目され、資金を幾分調達することができた。それでも、彼は1度として幸せだったことはなかった。

彼は様々な理由で憂鬱に悩まされていた。1つの理由は、女友達の1人であるトゥラ・ラーソンという女性と衝突した際に1本の指を失くしてしまったことだ。ノルウェーへ帰って定住した後の1908年、重度の神経衰弱に悩まされて施設に長い間収容されることとなった。その後人と隔離されて孤独な人生を余儀なくされ、視力がその後徐々に低下し絵を描くことができなくなった。

1944年に亡くなった時、彼の絵画コレクションはオスロー市へと残された。1963年に彼の作品の数々はオスロのムンク美術館に新たに展示され、そこでは数千にもわたる彼の作品の数々を現在見ることができる。「揺り椅子のカレン叔母さん」はノルウェー王立絵画学校時代の1883年に描かれた作品である。

《揺り椅子のカレン叔母さん》の基本情報

  • 制作者:エドヴァルド・ムンク
  • 作品名:揺り椅子のカレン叔母さん
  • 制作年:1883年-1883年
  • 製作国:不明
  • 所蔵:ムンク美術館 (ノルウェー)
  • 種類:油彩
  • 高さ:41cm
  • 横幅:47cm
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