作品概要

煙草を持つ自画像》は、画家のエドヴァルド・ムンクによって描かれた作品。制作年は1895年から1895年で、オスロ美術館に所蔵されている。

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「煙草を持つ自画像」は1895年に制作された。作品では、当時32歳のムンク自身を描いた自画像である。場所の特定はできないが、やや下側より光を照らしたような正面像である。ムンクは正面を向き、右腕を胸の高さまで上げ、右手の人差し指と中指で挟むように煙草を持っている。

また、薄暗く、くすんだ濁った青色にて塗られた背景に対して、ムンクの顏と右手は明るい色彩である。背景と対照的な色彩を用いることで、顏と右手は浮き彫りにされ、際立っている。この描写により、作品の対象が右手であるようにも見える。

一説によると、この表現方法は、ネーデルラント連邦共和国の画家レンブラントの影響を受けているといわれる。合わせて、顏と右手を強調して描くことにより、ムンクは自身の内面を見つめ、自分の世界に存在している状態を表現している。ぼやけた背景や煙草の煙に包まれ、現実世界より切り離されている。自画像において、ムンクは現実世界より切り離された対象として自身を表現している。現在、「煙草を持つ自画像」はオスロ美術館(ノルウェー・オスロ)にて展示されている。

《煙草を持つ自画像》の基本情報

  • 画家エドヴァルド・ムンク
  • 作品名煙草を持つ自画像
  • 制作年1895年-1895年
  • 製作国ドイツ
  • 所蔵オスロ美術館 (ノルウェー)
  • 種類油彩
  • 高さ110.5cm
  • 横幅85.5cm
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