作品概要

バッカスの祝杯》は、画家のディエゴ・ベラスケスによって描かれた作品。制作年は1626年から1626年で、プラド美術館に所蔵されている。

「バッカスの祝杯」は1626年から1628年の間にスペインの画家ディエゴ・ベラスケスによって描かれた油絵である。現在はマドリッドのプラド美術館にある。この絵画は酔っ払い達に囲まれたバッカスの様子が描かれている。描いた時期としてはベラスケスがセビーリャからマドリッドに移動した後でイタリア旅へ行く前である。

マドリッドで彼はイタリアの王族の絵画コレクションを勉強することができた、そして神学的な対象物と同様に多くの絵画のヌードに心を打たれたのは間違いない。この作品はフィリプ4世の為に描かれたもので、彼はベラスケスに100ダカット支払った。

バッカスは小さな祝賀会の中心人物としているが、彼の肌の色は他の仲間達よりも青ざめているようだ。珍しいことだが、バッカスとのその後ろの裸の人物以外は、17世紀の貧しいスペイン人の衣装を纏っている。そいてバッカスと後ろの彼は、伝統的な神々のゆるいローブを身に纏っている。

作品の中心であるバッカスは、ワインがもたらす報酬やプレゼントの神で、人々の悩みや問題から一時的に解放してくれる存在だ。この作品は二つに分けることができる。左はとても輝くバッカスの姿が描かれ、彼の支配的だがリラックスした姿勢からは、「最後の審判」にでてくるキリスト彷彿させる。キリストもバッカス同様に上半身裸で座っている様子がしばしば描かれた。

ベラスケスは神話的な対象を現実的に描くことを選び、彼はその後数年間そのような傾向を追求した。

《バッカスの祝杯》の基本情報

  • 制作者:ディエゴ・ベラスケス
  • 作品名:バッカスの祝杯
  • 制作年:1626年-1628年
  • 製作国:不明
  • 所蔵:プラド美術館 (スペイン)
  • 種類:油絵
  • 高さ:165cm
  • 横幅:225cm
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