作品概要

アレアレア、たわいない遊び》は、画家のポール・ゴーギャンによって描かれた作品。制作年は1892年から1892年で、オルセー美術館に所蔵されている。

詳細な画像を見る

「アレアレア、たわいない遊び」は、フランスの画家ポール・ゴーギャンの1892年の作品である。原始的な生活を求めて1891年4月に初のタヒチ滞在を果たしたゴーギャンは、現地の民話や古くから伝わる宗教行事に強いインスピレーションを受け、この作品を現実と夢が共存している象徴として描いた。

中心に座った2人の女性達と途中で画面から切れている木、そして赤茶色の犬が描かれている。空は消え去っており、緑・黄色・赤の調和が構成を成功に導いている。背景には、偶像を崇拝している女性たちが見える。ゴーギャンは、マオリの小さなモチーフを大きなブッダに置き換え、巨大化させ、神聖な儀式のイメージを出している。

全体図として調和に満ちた構造となっており、哀愁的でもあり、神の庇護のもとに生き素晴らしい自然のただ中に生きる人間の姿を描いている。これは太古のポリネシアの姿であり、ゴーギャンの理想郷であった。これは翌年1893年のパリのゴーギャンのデュラン・リュエル展覧会にて展示された1作品である。

ここで彼はエキゾチック(異郷)の地への追求の意義を認めてもらおうとしたが、反応はいまいちであったようだ。タヒチ風の作品名に友人たちは違和感を示し、赤い犬は嘲笑の的にすらなってしまったという。

それでもゴーギャンはこの絵を最も優れた作品と自己評価し、1895年にヨーロッパを永久に去る前に自分で購入するに至っている。その後は1961年にフランス国家に遺譲され、ルーヴル美術館に収められた。1986年から、オルセー美術館のコレクションに収められた。

《アレアレア、たわいない遊び》の基本情報

  • 画家ポール・ゴーギャン
  • 作品名アレアレア、たわいない遊び
  • 制作年1892年-1892年
  • 製作国フランス
  • 所蔵オルセー美術館 (フランス)
  • 種類油彩
  • 高さ75cm
  • 横幅93cm
  • 編集情報

  • 投稿日
  • 編集者