作品概要

ひまわりと肖像画》は、画家のアンソニー・ヴァン・ダイクによって描かれた作品。制作年は1632年から1632年で、ウェストミンスター公爵のプライベートコレクションに所蔵されている。

『ひまわりと肖像画』は1632から33年にかけて制作されたアンソニー・ヴァン・ダイクの肖像画である。現在ウェストミンスター公爵のプライベートコレクションに所蔵されている。この作品は英国国王チャールズ1世のお抱えの肖像画画家としてだけではなく、その高度な描写から彼の名声を高めた作品とも言える。

後にヴァン・ダイクは外国人でありながらチャールズ1世よりナイトの称号も与えられ、ほぼ英国人のような扱いをうける。作中ではチャールズ1世が与えたとしているゴールドのチェーンを肩にかけている。ゴールドチェーンはチャールズ1世のアイコノグラフィを示しているという考えもある。

自身は大きく咲いたひまわりを指しており、どのようなシンボルを意味しているのか議論されているが、大きなひまわりは自身を鏡に映した姿という人もいる。人物像と自然の植物の対比が印象的だ。やや乱れた髪の毛をしたヴァン・ダイク自身は、指使いを含めて気品高く描かれ、ナルシズムを読み取ることもできる。

作中のヴァン・ダイクはまるで観ている我々に向かって何かを訴えかけるように視線を向けている。1620から6年間イタリアで修行したヴァン・ダイクがイギリスに再度渡ってから描かれた作品で、イタリアのティツィアーノらのベネツィア派の鮮やかな色使いや、繊細な筆遣いが髪の毛やひまわりの花びらから見て取れる。

また背景の黒と、青空と白い雲が広がった明るめの色彩。そしてひまわりの華やかで動きのある花びらと、茎や葉の暗くて力強い様子が対比するように描かれている。また自身の身にまとう明るめの色をした衣装からは気品が感じられる。

《ひまわりと肖像画》の基本情報

  • 制作者:アンソニー・ヴァン・ダイク
  • 作品名:ひまわりと肖像画
  • 制作年:1632年-1633年
  • 製作国:イギリス
  • 所蔵:ウェストミンスター公爵のプライベートコレクション (イギリス)
  • 種類:油彩
  • 高さ:?60cm
  • 横幅:73cm
  • 編集情報

  • 投稿日:
  • 編集者:
  • 運営元:MUSEY編集部