作品概要

マホの衣装を着けた若い男》は、画家のエドゥアール・マネによって描かれた作品。制作年は1863年から1863年で、メトロポリタン美術館に所蔵されている。

《マホの衣装を着けた若い男》は、1862年にフランスの画家エドゥアール・マネによって描かれた油彩画である。

この作品は1863年のサロン(官展)に落選したものである。しかし、この年特に多かった落選者たちの激しい抗議が、当時の皇帝ナポレオン3世を動かし、「落選者のサロン」である「落選展」が同時に開催されるという異例の事態となった。マネのこの作品も「落選展」に展示された。

モデルは、マネの弟、グスタフである。若くスタイリッシュなスペインの伊達男、「マホ」として描かれている。同じ年の「落選展」に展示されたマネの人物画に「闘牛士の扮装をしたヴィクトリーヌ嬢」があるが、彼の初期の作品でしばしばモデルとなったヴィクトリーヌ・ムーランが、「マホの衣装を着けた若い男」と同じズボンとボレロを着用している。

「マホの衣装を着けた若い男」は、勢いあふれる筆使いと大胆で力強い色彩は多くの批評家に称賛された。しかし、一部の批評家からは、描かれた人物の内面的な描写が欠けている、人物の顔と手は借り物のようにただそこにおかれただけで、「マホ」の衣装の細部に至るまで払った画家の注意深さを感じることができない、と批判された。

この作品は、マネの初期の作品を数多く収蔵するニューヨークのメトロポリタン美術館で見ることができる。アメリカの実業家ハヴメイヤー氏の妻で、印象派美術の支援者として有名だったルイジーヌ・ハヴメイヤー氏より1929年に寄贈された。この夫妻の寄贈によるH.O.ハヴメイヤーコレクションの一部である。

《マホの衣装を着けた若い男》の基本情報

  • 制作者:エドゥアール・マネ
  • 作品名:マホの衣装を着けた若い男
  • 制作年:1863年-1863年
  • 製作国:不明
  • 所蔵:メトロポリタン美術館
  • 種類:油彩
  • 高さ:188cm
  • 横幅:124.8cm
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