作品概要

ステファネスキの三連祭壇画》は、画家のジョット・ディ・ボンドーネによって描かれた作品。制作年は1330?年から1330?年で、バチカン美術館に所蔵されている。

『ステファネスキの三連祭壇画』はイタリアの画家ジョット・ディ・ボンドーネが創作したトリプティク絵画である。ジョットは当時の枢機卿であるジャコモ・ガエターニ・ステファネスキの委託を受け、ローマにある旧サン・ピエトロ大聖堂のために祭壇画作成した。現在、この作品はローマのバチカン美術館にて所蔵されている。

ジョットが史実に残るような委託された仕事を受けるのはとても稀なケースである。『ステファネスキの三連祭壇画』の作者及び作成時間についての争論も存在していたが、多くの学者達はこの作品がジョットの手によるものだと推定している。また、長い間、この作品は教会の主祭壇に展示するために描かれたのかと思われてきたが、実際の展示場所は主祭壇ではなかった。

『ステファネスキの三連祭壇画』の中央の絵は聖徒ペトロが即位している光景を描いている。ペトロは数人の聖徒達に囲まれ、その中にはジャコモ・ガエターニ・ステファネスキ自身も登場している。ペトロの右側に描かれている人物がステファネスキで、彼は跪きながら『ステファネスキの三連祭壇画』だと思われる絵を献上している。

絵に描かれているステファネスキが持つ祭壇画の額縁は現存する物よりも遥かに高級なものであるため、学者たちは当時旧サン・ピエトロ大聖堂に展覧されていた絵は現在よりも立派なものではないかと推測している。また、このようにあるイメージの中にそれ自身の小さなイメージを加えることは「ドロステ効果」と呼ばれている。ジョットのこの作品はドロステ効果を使った最古の作品の一つであると言われている。

《ステファネスキの三連祭壇画》の基本情報

  • 制作者:ジョット・ディ・ボンドーネ
  • 作品名:ステファネスキの三連祭壇画
  • 制作年:1330?年-1330?年
  • 製作国:不明
  • 所蔵:バチカン美術館
  • 種類:テンペラ・板
  • 高さ:220cm
  • 横幅:245cm
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