作品概要

リミニの十字架像》は、画家のジョット・ディ・ボンドーネによって描かれた作品。制作年は1300年から1300年で、サン・フランチェスコ聖堂に所蔵されている。

詳細な画像を見る

『リミニの十字架像』はイタリアの画家ジョット・ディ・ボンドーネが1301年頃に創作を開始し、約1302年頃に完成させたと言われているテンペラ画作品である。この作品は現在イタリアリミニのマラテスタ神殿にて所蔵されている。

『リミニの十字架像』に関する記載は何世紀の間も空白となっており、唯一参考となる資料には、19世紀の60年台に、再度リミニに辿り着いたと記載している。マラテスタ神殿に再度保管されたなのは1934年で、その年イタリアの歴史学者であるロベルト・ロンギがジョットの作品であると認定した。それ以降、『リミニの十字架像』の作者についての争論は何度か起きているが、1957年ロンドンのプライベートコレクションにて多くの名高い学者がジョットの作品であることを確認した。

この作品はタイトル通りの十字架像となっており、十字架に釘付けされたキリストの姿が描かれている。ジョットが描いたキリストの体は体重のせいで重心が少し下がっており、頭は傾いていて、目は瞑ったままである。キリストの表情はとても悲しくて苦痛に見えるが、威厳的なものでもある。彼の下半身についての描写もとても現実味のあるものであり、足の釘付けによって、膝は曲がり、両足はある特定な角度に傾いている。傷口から流れ出す血はキリストの苦しみを忠実的に再現しており、頭上にある円光はキリストの神聖なる地位を表すものである。

『リミニの十字架像』に描かれているキリストは数回も修復されている為、塗装のレイヤーは比較的に柔らかいものとなっている。絵に当たる光が強ければ強いほど、キリストと背景には距離があるように見え、立体的に見えるようになる。

《リミニの十字架像》の基本情報

  • 制作者:ジョット・ディ・ボンドーネ
  • 作品名:リミニの十字架像
  • 制作年:1300年-1305年
  • 製作国:不明
  • 所蔵:サン・フランチェスコ聖堂
  • 種類:テンペラ・板
  • 高さ:430cm
  • 横幅:303cm
  • 編集情報

  • 投稿日:
  • 編集者:
  • 運営元:MUSEY編集部