作品概要

聖徒ステファノの肖像》は、画家のジョット・ディ・ボンドーネによって描かれた作品。制作年は1330年から1330年で、ホーン美術館に所蔵されている。

『聖徒ステファノの肖像』はイタリアの画家ジョット・ディ・ボンドーネが1330年頃に創作を開始し、約1335年頃に完成させたと言われているテンペラ画作品である。この絵の創作が完了した年はジョットの作品生産性がとても高い時期であり、彼がバルディ礼拝堂の創作を終えた直後となっている。『聖徒ステファノの肖像』は現在イタリアフィレンツェのホーン美術館にて所蔵されている。

『聖徒ステファノの肖像』は、作品の大きさや形から推測し、アメリカのナショナル・ギャラリー・オブ・アートに所蔵されているジョットの『聖母子像』と同じ祭壇画の一部ではないかと言われている。また、その祭壇画を構成する他の二枚はフランスのャックマール=アンドレ美術館に保存されている使徒ヨハネと聖ラウレンティウスの肖像画ではないかとも言い伝えられてる。

しかし、評論の一部では、形と額縁の僅かな違いと同時に、『聖徒ステファノの肖像』には他の肖像画達とスタイル的に明確な違いがあるのではないかと主張している。特にャックマール=アンドレ美術館に保存されている二枚が使っている板の素材を『聖徒ステファノの肖像』と比べると、貧相過ぎるのではないかとも言われている。

絵に描かれている人物の頭上には石が乗っけられており、この人物が聖徒ステファノであることを象徴している。聖徒ステファノの姿勢はとても優雅で、体を少し右に傾きながら、手には純金で装飾された赤い表紙の本を持っている。また、彼が着ているローブも立派な物であり、首元、胸元そして肩や手首に沿ったラインには特別な刺繍模様描かれている。このようなデザインはとても貴重で、使われている色も服や本の高級感を表している。

《聖徒ステファノの肖像》の基本情報

  • 制作者:ジョット・ディ・ボンドーネ
  • 作品名:聖徒ステファノの肖像
  • 制作年:1330年-1335年
  • 製作国:不明
  • 所蔵:ホーン美術館
  • 種類:テンペラ・板
  • 高さ:84cm
  • 横幅:54cm
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