作品概要

エルサレム入城》は、画家のジョット・ディ・ボンドーネによって描かれた作品。制作年は1305年から1305年で、スクロヴェーニ礼拝堂に所蔵されている。

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『エルサレム入城』はイタリアの画家ジョット・ディ・ボンドーネが1305年頃から創作を始め、1306年頃に完成させたと言われるフレスコ画作品である。この作品はジョットの多くの作品と同様にイタリアのパドヴァにあるスクロヴェーニ礼拝堂に所蔵されており、円天井の一部として飾られていている。『エルサレム入城』はキリストのストーリーに関する一幕となっている。

『エルサレム入城』はキリストがロバに乗り、彼の支持者と共にエルサレムに入城しようとしている一幕を描いた作品である。絵に書かれているキリストは門から押し出すエルサレムの民衆から歓迎を受け、聖城に入ろうとしている。中央に描かれているキリストは優雅な姿勢と穏やかな表情で入城しようとしているが、右側のエルサレムの門から出てくる民衆たちの数は多く、とても喜んでいるように描かれている。

『エルサレム入城』はスクロヴェーニ礼拝堂の円天井に飾られているフレスコ画作品が完成する間近である1306年頃に作成完了した作品であると言われている。ジョットはこの絵の創作において、ストーリーを完成させるために必要な原素のみを取り入れた。余分な描写は排除し、最も基礎となる物のみを描いているのである。

右側に書かれている建物との構図的バランスを取るため、ジョットは背景の木に木登りをしている男の子を描き加えた。また、キリストが書かれている位置は絵の左右を繋ぎ合わせている役目も果たしている。ビザンチン式とゴシック式の芸術は絵を平らに描く傾向があるが、ジョットが描いた絵はより立体的なものとなっている。

《エルサレム入城》の基本情報

  • 制作者:ジョット・ディ・ボンドーネ
  • 作品名:エルサレム入城
  • 制作年:1305年-1306年
  • 製作国:不明
  • 所蔵:スクロヴェーニ礼拝堂
  • 種類:フレスコ画
  • 高さ:185cm
  • 横幅:200cm
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