作品概要

聖母子像》は、画家のジョット・ディ・ボンドーネによって描かれた作品。制作年は1310年から1310年で、ナショナル・ギャラリー・オブ・アートに所蔵されている。

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『聖母子像』はイタリアの画家ジョット・ディ・ボンドーネが1310年から1315年まで、五年間をかけて作成したと言われるテンペラ画である。この作品は現在ワシントンDCにあるナショナル・ギャラリー・オブ・アートにて所蔵されている。

ジョットの芸術に対する探索と革新は14世紀の内に発展し、1世紀後、イタリアのルネッサンスに導く。版画を描くと同時に、ジョットは多くのフレスコ画を作成し、建築家そして彫刻家としても活動していた。ジョットは自分の作品(例えば『荘厳の聖母』)にて人間をより現実的に描こうと試みている。同時期の画家であるドゥッチョ・ディ・ブオニンセーニャが平面上線画の可能性を研究していると同時に、ジョットは立体感に関する探索を進めていた。

ナショナル・ギャラリー・オブ・アートにて所蔵されている『聖母子像』はジョットのキャリアの後半期にて完成した作品である。この作品は独立したものではなく、とある多翼祭壇画の中央にて飾られていた肖像画である。背景に書かれている古典的なビザンチン様式の黄金の葉っぱは神が存在する天国を象徴している。

そして、聖母マリアが手に取る白いバラはマリアの純潔を意味する伝統的なシンボルであり、原罪が現れる前の純粋の象徴でもある。聖母マリアが抱いている幼児時代のキリストは本物の赤ん坊のようにマリアの手を指を掴み、楽しい表情でマリアが持つ花に触ろうとしている。ビザンチン様式の幼児キリストはほぼ哲学者のような仕草で描かれているが、ジョットは新たなる形式を発展させた。

《聖母子像》の基本情報

  • 制作者:ジョット・ディ・ボンドーネ
  • 作品名:聖母子像
  • 制作年:1310年-1315年
  • 製作国:不明
  • 所蔵:ナショナル・ギャラリー・オブ・アート
  • 種類:テンペラ・板
  • 高さ:85.4cm
  • 横幅:61.8cm
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