作品概要

東方三博士の礼拝》は、画家のジョット・ディ・ボンドーネによって描かれた作品。制作年は1304年から1304年で、スクロヴェーニ礼拝堂に所蔵されている。

詳細な画像を見る

『東方三博士の礼拝』はイタリアの画家ジョット・ディ・ボンドーネが描いた最も美しいと言われているフレスコ画作品の内の一つである。この作品はジョットの多数の作品とともに、イタリアパドヴァのスクロヴェーニ礼拝堂にて所蔵されている。ジョットが描いたフレスコ画作品の多くには破損が見られるが、この作品の保存は比較的良い物である。『東方三博士の礼拝』はイエス誕生の一幕を主題としており、東方の三博士及び幼児時代のイエスなどが登場する。

『東方三博士の礼拝』内では聖母マリアが幼児のイエスを東方三博士に手渡している光景を、聖徒ヨセフ及び少なくとも一人以上の天使が周囲にて見守っている。ジョットはキャラクター達の立場や地位などを考慮しながら作画しており、作品内に描かれている二匹のラクダとそのハンドラー達はこの絵の中で唯一頭上に円光が付けられていないキャラクターである。背景の天空上に渡る彗星は訪問者の人々をイエス聖誕の地へと導く目印と言う意味合いで書かれている。

ジョットは彼の記念碑的なスタイルを使い、『東方三博士の礼拝』をエピファニーとして完成させている。エピファニーとは人物の人生を変えるような代表的で重要な一幕やエピソードのことを表す単語である。作品をエピファニーに仕立てることによって、絵を眺めている観察者は真実の目撃者となり、キリスト教の信仰を保ち、聖書に書かれている物語の信憑性を疑うことなく信じられるようになる。

《東方三博士の礼拝》の基本情報

  • 制作者:ジョット・ディ・ボンドーネ
  • 作品名:東方三博士の礼拝
  • 制作年:1304年-1306年
  • 製作国:不明
  • 所蔵:スクロヴェーニ礼拝堂
  • 種類:フレスコ画
  • 高さ:185cm
  • 横幅:200cm
  • 編集情報

  • 投稿日:
  • 編集者:
  • 運営元:MUSEY編集部