作品概要

ランプ氏の息子とその恋人の肖像画》は、画家のフランス・ハルスによって描かれた作品。制作年は1623年から1623年で、メトロポリタン美術館に所蔵されている。

「ランプ氏の息子とその恋人の肖像画」は「宿屋での若い二人」または「ピーター・ランプ氏の肖像」としても知られている。この作品では、男性はまるでおどけたように、女性から飲み物の入った瓶を取ったかの様な様子で、女性はにこやかに寄りかかった姿で描かれている。男性の左手は犬の頭をなでており、背景には少し開かれたカーテン越しに食事を運ぶ男性と、火の灯された暖炉が描かれている。

長い間、この絵はハールレムの若き民兵、ピーター・ランプを描いた作品として考えられていたが、女性の顔がハルスが描いた「懺悔する飲んだくれ」に類似している事から、現在では彼が数多く制作した「風俗画」の一枚として考えられている。つまり、描かれた対象はその時代の人物である、という事だ。1910年にホーフステート・デゥ・ホォロートはロンドンにも同じ作品が有ると記載している。

その作品にはレースの襟付上着を着て腕輪をつけた紳士の上半身で、長い羽飾りの付いた縁の広い帽子を被り、振り返った姿で描かれている。右手にはワイングラスを持ち、心から笑っている様子で、左手は犬の頭にかざしている。男性の右手にはこちら側を笑顔で見つめながら立っている女性がいる。右手を男性の右肩に回し、左手でそっと左肩を触っている。

背景の右手には暖炉と2枚の絵画が飾ってあり、若い男が何かを持って左側に向かっている。左背景には暖炉の横にもう一枚の絵が飾られていて、その暖炉には「F. Hals 1623」と署名されている。

《ランプ氏の息子とその恋人の肖像画》の基本情報

  • 制作者:フランス・ハルス
  • 作品名:ランプ氏の息子とその恋人の肖像画
  • 制作年:1623年-1623年
  • 製作国:不明
  • 所蔵:メトロポリタン美術館
  • 種類:キャンバスに油彩
  • 高さ:105cm
  • 横幅:79cm
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