作品概要

ヤコブス・ザフィアスの肖像》は、画家のフランス・ハルスによって描かれた作品。制作年は1611年から1611年で、フランスハルス美術館に所蔵されている。

ハルスは1582年(或は1583年)にアントワープに生まれ、後に家族と共にハールレムに移住し、残りの人生をそこで過ごした。カレル・ヴァン・マンデルの元で絵画の勉強をしたが師匠のマニエリズムの影響は見受けられない。

1610年になってようやくハールレム聖ルカ組合のメンバーになり、市議会での絵画修復の仕事をすることとなった。時代と共に宗教絵画がすたれていく中で、ハルスは肖像画家として知られる様になる。

初期の作品は「ヤコブス・ザフィアスの肖像画」である。この作品は恐らく摂政であったフランス・ルーネンフォーフィアの事務所を飾る為に描かれた物と推測される。作品はザフィアスが机のそばに座った状態で上半身を右方に振り向いた様子で描かれている。その視線は見る者を遥かに超えた後方を見据えている。

左手は頭蓋骨の上に置き、右腕は座っている椅子の肘掛けに乗せて、手先はあたかも話している最中かの様に身振りをしている。ひげは既に白く、帽子を被り、濃い色の服の上に毛皮襟付コートを着ている。

背景の右上には右方に跳ねるヤギの紋章が描かれ、その下には「AETA84,obiit1618」と書かれている。この作品はしばし所在不明だったが、1919年に発見され、エーントフォーフのフィリップスィオン・エイトオフが購入し、1920年にフランス・ハルス美術館へ寄贈した。

《ヤコブス・ザフィアスの肖像》の基本情報

  • 制作者:フランス・ハルス
  • 作品名:ヤコブス・ザフィアスの肖像
  • 制作年:1611年-1611年
  • 製作国:不明
  • 所蔵:フランスハルス美術館
  • 種類:パネルに油彩
  • 高さ:54.5cm
  • 横幅:41cm
  • 編集情報

  • 投稿日:
  • 編集者:
  • 運営元:MUSEY編集部