作品概要

黒衣のアルバ女公爵》は、画家のフランシスコ・デ・ゴヤによって描かれた作品。制作年は1797年から1797年で、ニューヨーク・ヒスパニック・ソサエティ所蔵に所蔵されている。

「黒衣の女公爵(喪に服すアルバ公爵夫人像または単にアルバ公爵夫人像ともいわれる)」は、1797年スペイン画家フランシスコ・ホセ・デ・ゴヤ・イ・ルシエンテスにより描かれている。その画の中で、13代アルバ公爵夫人マリア・カイエターナ・デ・シルバは35歳である。それはもっと上品な「白衣のアルバ女公爵」と対の一枚であり、2年早く完成された。この作品でデ・シルバは、「着衣のマハ」よりも低いカットで着飾られており、おそらく彼女はこの作品が「庶民の女性」として表されることを認めたのであろう。2012年現在、この画はアメリカ・ヒスパニック・ソサエティが管理するニューヨーク・ヒスパニック・ソサエティに保管されている。

この画のなかの公爵夫人は35歳であり、彼女の夫はすでにその年以前に亡くなっており、彼女は喪服をまとい盛装している。画の中で彼女は地面を指差していて、そこには「ゴヤだけ」とそっと彫られている。彼女は二つの指輪をはめていて、ひとつには「アルバ」の文字が彫られもう一方には「ゴヤ」と彫られている。地面の「ゴヤ‘だけ’」の‘SOLO’という文字の刻銘は、初めは隠されていた。しかし、この画が修復された後に表れた。

ゴヤは公爵夫人を多数にわたり描いたが、この作品はその中のひとつである。彼女の夫の死後、服喪期間の一年前に彼女が邸宅を退いた時、ゴヤもその後につづいた。そして非常に多くの、滞在中の夫人の絵画とスケッチを創り出した。ある日、夫人はゴヤのスタジオを訪れて彼に夫人の化粧を施すよう頼み、そしてゴヤは彼女のために画を描いたのだ。この絵画が彼女のリクエストで描かれた「アルバ公爵夫人像」である。

《黒衣のアルバ女公爵》の基本情報

  • 制作者:フランシスコ・デ・ゴヤ
  • 作品名:黒衣のアルバ女公爵
  • 制作年:1797年-1797年
  • 製作国:不明
  • 所蔵:ニューヨーク・ヒスパニック・ソサエティ所蔵
  • 種類:油絵
  • 高さ:194cm
  • 横幅:130cm
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