作品概要

ゴヤとアリエータ医師》は、画家のフランシスコ・デ・ゴヤによって描かれた作品。制作年は1820年から1820年で、ミネアポリス美術館(米・ミネソタ州)に所蔵されている。

『ゴヤとアリエータ医師』は、1820年、スペインの画家フランシスコ・デ・ゴヤが描いた油彩画である。米ミネソタ州のミネアポリス美術館に所蔵されている。

ゴヤは、1792年にめまいや衰弱、譫妄、嘔吐、腹痛、難聴、部分的な失明といった深刻な症状に突如見舞われた。1793年にマドリードへ戻るまでには、完全に聴覚を失っていた。これらの症状について、次のように様々な診断がなされていた。梅毒、鉛中毒、脳血管疾患、急性中枢神経系感染症、フォークト・小柳・原田病のうちで稀な症例(慢性難聴に伴うぶどう膜の一時的な炎症)。1819年には別の病気に罹った。

本作品から、病気の種類やアリエータ医師の治療の様子が少し見て取れる。本作品の制作理由は、作品下部にある銘文で説明されている。「ゴヤ、友人のアリエータへ感謝をこめて。思いやり、そして1819年末頃、73歳のゴヤに突如襲った重篤な病から命を救ってくれた心づかいに。1820年制作」

本作品は、アリエータへの贈り物で、「死の象徴」としてでなく命を救ってくれたお礼にと描かれた。どれほどの期間、アリエータが本作品を所有していたかは不明だ。1820年、アリエータは腺ペストの調査のため、アフリカを旅したが、おそらく本作品はスペインにあったはずだ。マドリードで展示された1860年まで、マドリードのマルティネス氏のコレクションにあった。その後、パリで様々な個人の手に渡り、ミネアポリス美術館の所蔵作品となった。

《ゴヤとアリエータ医師》の基本情報

  • 制作者:フランシスコ・デ・ゴヤ
  • 作品名:ゴヤとアリエータ医師
  • 制作年:1820年-1820年
  • 製作国:不明
  • 所蔵:ミネアポリス美術館(米・ミネソタ州)
  • 種類:油彩キャンバス
  • 高さ:114.62cm
  • 横幅:76.52cm
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