作品概要

円柱のキリスト》は、画家のミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジオによって描かれた作品。制作年は1606年から1606年で、ルーアン美術館に所蔵されている。

「円柱のキリスト」とは、イタリアバロック式の画家であるカラバッジョによって、1606年から1607年に描かれた作品であり、現在はフランスはルーアンのルーアン美術館(Musee des Beaux-Arts de Rouen)に展示されている。

ルーアンに展示されているのは、カラバッジョの他作品である「キリストの鞭打ち」のバージョン違いであり、1606年から1607年に、カラバッジョがナポィに到着してすぐに描かれたものである。

「円柱のキリスト」には、囚われ、審判を受けた後、磔にされる前に鞭を打たれているキリストの姿が描かれている。通常であれば、当該のシーンは円柱の前方から描かれ、ピラトのホールの全景を見せるのだが、この絵は横からの視点で描かれている。

絵の奥に描かれている、鼻の短い男性は、キリストを拷問にかける人としてカラバッジョの描いた別の作品である「キリストの鞭打ち」にも登場し、執行人は同じくカラバッジョの別作品である「洗礼者ヨハネの首を持つサロメ」に登場する。

同様のテーマで描かれた作品にセバスティアーノ・デル・ピオンボの「キリストの鞭打ち」がローマはサン・ピエトロ・イン・モントリオ教会に存在する。ピオンボの「キリストの鞭打ち」には、後に様々な画家によって模倣されることになるが、描かれたモデルが多層的に空間にねじ曲がって存在していた。それに対し、カラバッジョの作品は、フラットな空間に、できるだけモデルを少なく抑えて描かれ、もっとも大事で目を引いてほしい部分(キリストの顔と腰、執行者二人の顔、そしてその手に握られた鞭)に光をあてるようにして描かれている。

《円柱のキリスト》の基本情報

  • 制作者:ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジオ
  • 作品名:円柱のキリスト
  • 制作年:1606年-1607年
  • 製作国:不明
  • 所蔵:ルーアン美術館
  • 種類:油彩
  • 高さ:134.5cm
  • 横幅:175.5cm
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