作品概要

聖女ルチアの埋葬》は、画家のミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジオによって描かれた作品。制作年は1608年から1608年で、聖ルチア教会に所蔵されている。

「聖女ルチアの埋葬」とは、イタリアバロック式の画家であるカラバッジョにより、1608年に描かれた作品である。現在は、シチリア島はPiazza Duomoにある聖ルチア教会(Santa Lucia alla Badia)教会に展示されている。

ヤコブス・デ・ウォラギネによって書かれた、聖人伝説をまとめた「黄金伝説」という本によると、聖女ルチアは、自分の母親の病気がキリストによって癒えたことに感謝して、自らの財産を貧しい人々に分け与えていたという。禁じられていたキリスト教徒として、彼女は非難されていたが、彼女は純潔をキリストに誓い、自らの身を削っても、彼女は慈善行為をやめなかった。

裁判の結果、聖女ルチアには娼婦宿に入れられるという判決が下ったが、キリストによる奇跡的な力が働き、屈強な男が彼女は引き立てようとしても、彼女はそこから一歩も動かなかったという。結局、聖女ルチアが判決に背き、その場所を動かないため、彼女はその場でのどにナイフを突き立てられ処刑されてしまった。

そして、聖女ルチアが処刑された場所に、Santa Lucia al Sepolcroが建設された。カラバッジョは、彼がとらえられていたマルタ島の牢から1608年に逃げ出し、お供であったローマ人画家のマリオ・ミニティと共にシチリア島のシラクサにたどり着いた。そこで、マリオ・ミニティはカラバッジョに仕事を仲介し、カラバッジョは祭壇の後ろに飾る絵を描いていた。

そして、「聖女ルチアの埋葬」は、Santa Lucia al SepolcroのFranciscan教会に贈る絵として1608年に描かれた。また、絵のモチーフについては、聖女ルチアがシラクサの守護聖人であったことから選ばれたとされている。聖女ルチアをモデルとして描くのは、いささか不自然であるが、聖女ルチアを信仰していた地元の権力者達からの評判は良かったという。

《聖女ルチアの埋葬》の基本情報

  • 制作者:ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジオ
  • 作品名:聖女ルチアの埋葬
  • 制作年:1608年-1608年
  • 製作国:不明
  • 所蔵:聖ルチア教会
  • 種類:油彩
  • 高さ:408cm
  • 横幅:300cm
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