作品概要

法悦のマグダラのマリア》は、画家のミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジオによって描かれた作品。制作年は1606年から1606年で、個人所有に所蔵されている。

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「法悦のマグダラのマリア」とは、イタリアバロック式の画家であるカラバッジョによって、1606年に描かれた作品である。

カラバッジョによる「法悦のマグダラのマリア」は、模写を合わせると最低18作品は存在しており、ジョン・ガッシュの著書「カラバッジョ」の中で紹介されている、ローマにある個人所有のものが、最も原作に近しいとされている。

「法悦のマグダラのマリア」は、カラバッジョがRanuccio Tomassoniと騒動をおこし、ローマから逃亡した数か月後、彼をかくまってくれていたColonnaファミリーの私有地で描かれたとされている。カラバッジョが生きていた当時、キリストの死後に、彼に真心を尽くしていた女の弟子であるマグダラのマリアが、南フランスはサント=ボーム山脈の洞穴に移り住み、隠遁者として生活していたという神話が語られていた。そこで、マグダラのマリアは、天使たちによって神の御膳へ定期的に運ばれ、その耳で神々しく素晴らしい合唱を、1日7回聞いていたという。

その当時の画家にとってマグダラのマリアというのは神格化されており、カラフルな雲の合間を、天使と共に飛び回っているように考えられていたが、カラバッジョはそうは考えなかった。何もない背景に、マグダラのマリアだけが強い光にさらされ、頭を後ろにうなだれながら目に涙をためている。「法悦のマグダラのマリア」は、今までのイメージを払拭し、ありのままを解釈して描いており、神格化された象を壊すことで、神秘的と蠱惑的を同時に感じられる作品となっている。また、身を投げ出すマグダラのマリアは、ルーベンスやシモン・ヴーエ、ベルニーニ影響を与えたともいわれている。

《法悦のマグダラのマリア》の基本情報

  • 制作者:ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジオ
  • 作品名:法悦のマグダラのマリア
  • 制作年:1606年-1606年
  • 製作国:不明
  • 所蔵:個人所有
  • 種類:油彩
  • 高さ:106.5cm
  • 横幅:91cm
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