作品概要

東方三博士の礼拝(アントワープ王立美術館)》は、画家のピーデル・パウル・ルーベンスによって描かれた作品。制作年は1624年から1624年で、アントワープ王立美術館に所蔵されている。

「東方三博士の礼拝」はピーテル・パウル・ルーベンスによる油絵。製作は1624年、大きさは218x280cmである。1831年までアントワープにあった聖ミカエル修道院の修道院長を1614年から1629年まで務めたマテウス・イルッセリウス(Matthaeus Yrsselius)の依頼を受け描かれたとされている。現在はアントワープ王立美術館が所蔵している。

ルーベンスは同じく1624年に「東方三博士の礼拝」の依頼主であるイルッセリウスの肖像画も描いている。この肖像画は現在デンマークのコペンハーゲン国立美術館が所蔵している。

「東方三博士の礼拝」はルーベンスによってたびたび描かれており、ルーベンス作の同じ題名の作品は現在ケンブリッジのキングス・カレッジ・チャペルに所蔵されている1617年製作のものやリヨン美術館所蔵の同じく1617年製作のものをはじめ、多数現存している。この題材は聖書の一場面からとられている。イエスが誕生した際に東方から学者たちがやってきてその誕生を祝い、贈り物をするというものである。贈り物が三つあったことから、学者が三人であったとする説が広く浸透している。この絵でも、向かって右手にマリアがイエスのそばに描かれており、東方からやってきた三人の男たちがそれぞれ贈り物を手にしているのが見て取れる。

この作品では聖母マリアのモデルとなった女性はルーベンスの最初の妻イザベラ・ブラントであったと考えられている。

《東方三博士の礼拝(アントワープ王立美術館)》の基本情報

  • 制作者:ピーデル・パウル・ルーベンス
  • 作品名:東方三博士の礼拝(アントワープ王立美術館)
  • 制作年:1624年-1624年
  • 製作国:不明
  • 所蔵:アントワープ王立美術館
  • 種類:油彩
  • 高さ:218cm
  • 横幅:280cm
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