作品概要

早朝のステーン城の風景》は、画家のピーデル・パウル・ルーベンスによって描かれた作品。制作年は1636年から1636年で、ロンドン・ナショナル・ギャラリーに所蔵されている。

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「早朝のステーン城の風景」は、ピーテル・パウル・ルーベンスの晩年の代表作のひとつ。製作は1636年から1638年頃。大きさは131x229cm。現在はロンドン・ナショナル・ギャラリーが所蔵している。

「早朝のステーン城の風景」は宗教画や人物画などさまざまな題材を描いたルーベンスがおそらく自らのために描いた数少ない風景画のひとつである。ドイツに生まれ、アントウェルペンで教育を受けイタリアで画家として修行し、外交官としても画家としても国際的に活躍したルーベンスであったが、1635年からはアントウェルペン郊外のステーン城を買い取り引退生活を送った。ステーン城はそののち要塞として、あるいは牢獄として使用され、19世紀の大規模な改修を経て海洋博物館となっていたこともあった。現在でも町の観光名所のひとつとなっている。

この作品で描かれているのはステーン城の秋の早朝の風景である。当初はより城が中心となった構図が予定されていたが、製作途中で拡張されたと考えられている。ステーン城とその近くの田園風景はルーベンスの製作のインスピレーションとなったようで、この時期の彼の作品には「虹のある風景」や「畑から戻る農夫」などの風景画が多く残されている。

絵は英国美術振興協会の一員であり、ナショナル・ギャラリーの創設に尽力したジョージ・ボーモントが一時所有していたが、のちにナショナル・ギャラリーの所蔵するところとなった。

《早朝のステーン城の風景》の基本情報

  • 制作者:ピーデル・パウル・ルーベンス
  • 作品名:早朝のステーン城の風景
  • 制作年:1636年-1638年
  • 製作国:不明
  • 所蔵:ロンドン・ナショナル・ギャラリー
  • 種類:油彩
  • 高さ:131cm
  • 横幅:229cm
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