作品概要

パイエケスの島のオデュッセウス》は、画家のピーデル・パウル・ルーベンスによって描かれた作品。制作年は1630年から1630年で、ピッティ宮殿に所蔵されている。

「パイエケスの島のオデュッセウス」あるいは「パイエケス人の島から船出するオデュッセウス」は、ピーテル・パウル・ルーベンスによる油絵。大きさは207x128cm。製作は1630年から1635年ごろにかけてとされている。現在はイタリア、フィレンツェのピッティ宮殿が所蔵。

この絵の題材となっているのはギリシア神話の英雄であるオデュッセウスの物語の一場面である。トロイア戦争に勝利したイタケーの王オデュッセウスは妻子を残してきた故郷に戻ろうとする。しかし、海の旅の途中海神ポセイドーンの息子の目をつぶしたために神の怒りを買うなどし、故郷に帰るまでに長い年月を要することになる。旅の途中で数々の苦難に遭うオデュッセウスは全ての部下と船を失い、それでも新たに船を作って出発する。しかしこれもポセイドーンによって阻まれ、身ひとつでパイエケス人の住むスケリア島に打ち上げられる。オデュッセウスは王の娘ナウシカアに発見され、王宮でもてなしを受けた後故郷へと旅立つ。トロイア戦争後長い苦難に満ちた旅路であったが、オデュッセウスはようやくイタケーにたどり着くことができる。

この絵の製作は1630年代とされているものの、この絵は記録に現れるのは1677年にリシュリュー卿の又甥である同じくリシュリュー卿のコレクションの一部としてが初めてである。のちにハプスブルク家のコレクションに加えられ、1765年にフィレンツェにたどり着く。1799年にフランスによって取り上げられ、1815年まではフランスにあった。

《パイエケスの島のオデュッセウス》の基本情報

  • 制作者:ピーデル・パウル・ルーベンス
  • 作品名:パイエケスの島のオデュッセウス
  • 制作年:1630年-1635年
  • 製作国:不明
  • 所蔵:ピッティ宮殿
  • 種類:油彩
  • 高さ:207cm
  • 横幅:128cm
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