作品概要

花咲くアカシアの枝》は、画家のフィンセント・ファン・ゴッホによって描かれた作品。制作年は1890年から1890年で、スウェーデン国立美術館に所蔵されている。

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「花咲くアカシアの枝」は、フィンセント・ファン・ゴッホが1890年に制作した油彩画である。スウェーデン国立美術館に収蔵されている。ゴッホが短い期間に多くの作品を残した、オーヴェル=シュル=オワーズ時代に描かれた作品である。この時代、2ヶ月間で76点もの絵を制作している。

しかし、この絵の真贋については多くの人が未だ関心を寄せている。本作品を描いた時期について疑問が残されているのだ。というのも、北フランスの6月にアカシアは花を咲かせることはない。この絵の主題は、アカシアではなく、6月に花咲くハリエンジュあるいはニセアカシアであるという主張もある。もちろん、ゴッホはこのアカシアの花を、記憶を頼りに描いたという可能性も多いにある。ゴッホは戸外で制作活動を行うことを好んだが、時折、記憶を頼りに絵を描いたからだ。

きらめく淡黄色に花咲くアカシアの枝を描く軽く柔らかい筆遣いは、印象派の影響を受けていたパリの時代を思い出させる作品である。キャンバス全体にアカシアが大胆に表現され、細部までは描かれていない。一直線の筆遣いで幹枝を描き、ギザギザの波型に色をのせている点など、ゴッホの不朽の作品である日本の浮世絵の複製画を思い出させる。まるで抽象画のように、枝を描くことに重点的に取り組み、色、線、リズムの調和を見事なまでに生み出している。悲しいことに、1890年7月ゴッホは自らの命を絶つ。「花咲くアカシアの枝」は生前に完成された最後の作品となった。

《花咲くアカシアの枝》の基本情報

  • 制作者:フィンセント・ファン・ゴッホ
  • 作品名:花咲くアカシアの枝
  • 制作年:1890年-1890年
  • 製作国:不明
  • 所蔵:スウェーデン国立美術館
  • 種類:油絵具
  • 高さ:32.5cm
  • 横幅:24cm
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