作品概要

画家の母の肖像》は、画家のフィンセント・ファン・ゴッホによって描かれた作品。制作年は1888年から1888年で、ノートン・サイモン美術館に所蔵されている。

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「画家の母の肖像」は、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホの1888年の40.5センチ×32.5センチの油彩作品である。題名の通り、肖像画のモデルは画家の母親アンナ・カルヴェンタス・ヴァン・ゴッホであった。

アンナ・カルヴェンタス・ヴァン・ゴッホは主に植物を描くことに喜びを見出していて、水彩画に長けていたと言われる。ヴィンセントやヴィンセントが親しくしていた弟セオを含む沢山の子供を育てながら、母親は子供達と彼女自身が感じていた芸術への愛を分かち合った。ヴィンセントが初期に制作した素描には、母親の作品を真似たものもある。母親の肖像画は実際に彼女を眼の前にして制作したものではなく、白黒の写真を元に描かれた。

ヴァン・ゴッホを芸術の道へいざないたのは、この母親であり、彼女自身がアマチュアの画家でもあった。家族との関係は複雑化していたものの、後に彼は母親に花や自然の風景画を気に入ってもらえるだろうと期待し見せている。同肖像画においてヴァン・ゴッホは、母親の威厳に満ち誇り高い人格を表現しようとした。 

弟セオへの書簡で「母さんの肖像画は自分の為に描いているのだ。色彩の存在しない写真なんて我慢できない。記憶の中にある母さんにわたしが感じている色彩の調和をこの絵に捧げるのだ」と語っている。ゴッホの母親は立派な中流階級に属する、よく気のきく誇り高き女性として、緑色の背景に描かれている。現在、カリフォルニア州ノートン・サイモン美術館にて所蔵される。

《画家の母の肖像》の基本情報

  • 制作者:フィンセント・ファン・ゴッホ
  • 作品名:画家の母の肖像
  • 制作年:1888年-1888年
  • 製作国:不明
  • 所蔵:ノートン・サイモン美術館
  • 種類:不明
  • 高さ:40.5cm
  • 横幅:32.5cm
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