作品概要

マンドリンとギター》は、画家のパブロ・ピカソによって描かれた作品。制作年は1924年から1924年で、ソロモン・R・グッゲンハイム美術館に所蔵されている。

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「マンドリンとギター」は総合的キュビズムの時代の作品であり、1924年に制作された。非常に大きな静物画である。

分析的キュビズムでは、対象を幾何学的分解・解体して描写した。一方、総合的キュビズムでは、分解・解体した対象を「コラージュ」「パピエ・コレ(貼り絵、ちぎり絵など)」「トロンプ・ルイユ(だまし絵)」などの技法を用いて自由に再構成して描いた。なお、1923年、フランス・パリにて「ダダ・ソワレ(ダダの夕べ)」の開催期間中に、観客の一人が「ピカソは戦死した」と騒動を起こし、夕方には警察によって騒動は鎮圧されたが、キュビズムは終焉を迎えた。

作品は、波線、装飾模様、色の彩度・色相を重視した平面図形にて描かれている。また、キャンバスには、メドゥーサのような顔が隠されている。マンドリンとギターの響板にあけた穴が目となり、テーブルの下に歯を剥き出し、うなっているように見える。メドゥーサはギリシャ神話に登場する架空の怪物であるが、ピカソは自身の心にいる怪物をメドゥーサとして表現したと考えられる。

現在、「マンドリンとギター」は、ソロモン・R・グッゲンハイム美術館(アメリカ・ニューヨーク州)グッゲンハイム美術館にて展示されている。

《マンドリンとギター》の基本情報

  • 制作者:パブロ・ピカソ
  • 作品名:マンドリンとギター
  • 制作年:1924年-1924年
  • 製作国:不明
  • 所蔵:ソロモン・R・グッゲンハイム美術館
  • 種類:油彩
  • 高さ:140.7cm
  • 横幅:200.3cm
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