作品概要

カバとクロコダイル狩り》は、画家のピーデル・パウル・ルーベンスによって描かれた作品。制作年は1615年から1615年で、アルテ・ピナコテークに所蔵されている。

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「カバとクロコダイル狩り」はフランドルの画家、ピーテル・パウル・ルーベンスによって描かれた油彩である。1610年、1620年代、ルーベンスは大規模の狩りの場面様式を制作し、彼のアトリエは貴族のパトロンのために多くの作品を生み出した。

1615年バイエルン選帝侯、マクシミリアン1世は、ヴィッテルスバッハ王子の避暑地シュライスハイム宮殿の装飾のため制作を依頼した。ルーベンスと彼のアトリエは、1615年から1616年にかけて、アントワープにて4つの巨大なキャンバスを制作した。

ヴィッテルスバッハ・コレクションは、現在「カバとクロコダイル狩り」が所蔵されているミュンヘン所在、アルテ・ピナコテーク(旧絵画館)の中核を担っている。「カバとクロコダイル狩り」は、背景のヤシの木が示す通りナイルの堤防が舞台となっている。カバとクロコダイルが危険な厄介者と考えられており、カバとクロコダイルを狩ることは当時貴族の義務であった。狩りグループは、粗く切られたジャーキンに身を包む2人の従者を引き連れ、オリエント風な服装に槍と剣を持ちアラブの馬にまたがる3人の男たちから成り、従者のうち1人は獣に殺されている。

カバとクロコダイルは狩人と猟犬の攻撃を受け、怒り狂うカバはクロコダイルを踏み潰している。正確に描写されているカバとクロコダイルの身体的外見は、当時の増大していた経験主義と博物学への興味の影響を受けており、「カバとクロコダイル狩り」制作用に海水に保存されていた期間限定展示のカバの死骸を見るために、ルーベンスはローマを訪れたとされている。

《カバとクロコダイル狩り》の基本情報

  • 制作者:ピーデル・パウル・ルーベンス
  • 作品名:カバとクロコダイル狩り
  • 制作年:1615年-1616年
  • 製作国:不明
  • 所蔵:アルテ・ピナコテーク
  • 種類:油彩
  • 高さ:248cm
  • 横幅:321cm
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