作品概要

嵐の風景とバウキスとピレーモーン》は、画家のピーデル・パウル・ルーベンスによって描かれた作品。制作年は1620年から1620年で、美術史美術館に所蔵されている。

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本作品は、その題材をギリシア・ローマ神話にとっている。最高神ゼウスとその息子のヘルメースが貧しい旅人の身なりで旅をしていた際、ある町の家々に宿を願うが一軒を除き全ての家で断られる。最後に尋ねたバウキスとピレーモーンの家だけが快く二人を迎え入れ、貧しいながらも精一杯のもてなしをする。もてなすうちにバウキスとピレーモーンの夫婦は二人の客人が神だと気づき、飼っていた鵞鳥を捧げようとするが神はそれを制止し、二人を伴って丘の上に登る。振り返ってはいけないと神に言われた二人がたどり着いた丘の上で振り返るとそれまで住んでいた町が水の底に沈んでいた。ゼウスは二人の家を神殿に変え、彼らの望みを尋ねた。二人は神殿を守っていくことと二人が死ぬときは同時であってほしいと言い、ゼウスは二人の願いを聞き届ける。

絵に描かれいてるのは神々とバウキスとピレーモーンが丘の上に向かう場面である。画面のほぼ全体は神々が起こした嵐によって水の下に沈んで行く町の様子が描かれている。画面右はしにゼウスとヘルメース、バウキスとピレーモーンが描かれている。

バウキスとピレーモーンの物語は、ルーベンスによってのちにも描かれている。客人二人を迎えたバキウスとフィレモンが、二人が神々であることに気付く場面が1930年から1935年にかけて描かれており、こちらも同じくウィーンの美術史美術館に所蔵されている。

《嵐の風景とバウキスとピレーモーン》の基本情報

  • 制作者:ピーデル・パウル・ルーベンス
  • 作品名:嵐の風景とバウキスとピレーモーン
  • 制作年:1620年-1625年
  • 製作国:不明
  • 所蔵:美術史美術館
  • 種類:油彩
  • 高さ:208.5cm
  • 横幅:208.5cm
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