作品概要

ディルク・ファン・オースの肖像画》は、画家のレンブラント・ファン・レインによって描かれた作品。制作年は1658年から1658年で、ジョスリン美術館に所蔵されている。

1898年にロシアのサンクトペテルブルグの個人収集家からニューヨークの画商がこの絵画を買い付けたが、その翌年にはボストンのビジネスマン、フレデリック・シアーズのもとに移り、1942年には現在のジョスリン美術館へと落ち着いた。当初当絵画はレンブラント自身の筆によって描かれたと信じられていたが、後にレンブラントの門下生ら「レンブラント派」によって描かれたと言う評価がなされた。しかし、2012年の春にレンブラント研究の世界的な権威であるエルンスト・デ・ワーテリンクの指導のもとアムステルダム国立美術館に当絵画が移送され、より詳細な研究と復旧が行われると、その過程でレンブラントの筆によって描かれたことが再確認された。

肖像のモデルとなった人物はディルク・ファン・オース三世で、オランダの有力者であった。その父ディルク・ファン・オースはアムステルダムの商人で、保険業、金融業から商船主まで手広く実業を収めた。大ファン・オースはカンパニー・ファン・フェーレ、アムステルダム銀行、更には前者を発展させた東インド会社の創設者に名を連ねている。絵画に描かれるファン・オースは年配の男性で、左手にステッキを携えて椅子に座り、白襟白袖の黒ローブを着て、帽子を被っている。前述の復旧作業では襟元のレースと首元のロザリオが加えられた。

《ディルク・ファン・オースの肖像画》の基本情報

  • 制作者:レンブラント・ファン・レイン
  • 作品名:ディルク・ファン・オースの肖像画
  • 制作年:1658年-1658年
  • 製作国:不明
  • 所蔵:ジョスリン美術館
  • 種類:油彩
  • 高さ:103.505cm
  • 横幅:87.63cm
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