作品概要

長老たちに脅かされるスザンナ》は、画家のレンブラント・ファン・レインによって描かれた作品。制作年は1647年から1647年で、ベルリン国立美術館に所蔵されている。

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この作品は、旧約聖書の中の一書である「ダニエル書」の中の話に着想を得たものである、ダニエルとは捕囚の民の一人としてバビロニアに連行されてくるが、その賢明さによってネブカドネツァル2世に重用されたとされる人物である。この「長老たちに脅かされるスザンナ」は、ダニエル書の中に補遺的に出てくる話である。

ある裕福なユダヤ人ヨヤキムには、スザンナという美しい妻がいた。ある日スザンナが水辺で水浴びをしていると、その様子をなんと町の長老たちが覗き見ていたのである。長老たちはスザンナに「我々と関係を持たなければ、お前が若い男と姦通していると通報する」と脅して、スザンナと無理やり関係を持とうとする、しかしスザンナは拒み、怒った長老たちはスザンナが男と姦通しているという虚偽の申し立てをしてスザンナを訴え、死罪にするよう告発する。

そこにまだ少年であった預言者ダニエルが現れて、長老たちにスザンナはどの場所で姦通をしたのかを問いただす、すると、一人は乳香樹の下、もう一方は柏の木の下で、という別々の答えが返ってきたため長老たちの嘘はばれる。

こちらの作品はレンブラントが弟子入りしていた画家ピーテル・ラストマンが1614年に手がけた同主題の作品の構図を下地に制作されたことが判明している。こちらの作品と比較すると、レンブラントの手がけた本作品にはスザンナの色香ただよう表情、悪巧みをしている長老たちの表情などがより繊細に生き生きと表現されていることがわかる。

《長老たちに脅かされるスザンナ》の基本情報

  • 制作者:レンブラント・ファン・レイン
  • 作品名:長老たちに脅かされるスザンナ
  • 制作年:1647年-1647年
  • 製作国:不明
  • 所蔵:ベルリン国立美術館
  • 種類:油彩
  • 高さ:76cm
  • 横幅:91cm
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