作品概要

聖プラクセディス》は、画家のヨハネス・フェルメールによって描かれた作品。制作年は1640年から1640年で、国立西洋美術館に所蔵されている。

詳細な画像を見る

聖プラクセディスはヨハネス・フェルメールが描いたとされる油絵で、フェルメールの作品であるかどうかについては定かではない。被写体の聖プラクセディスは2世紀ごろの人物で処刑されたキリスト教信者の遺体を清めていたといい、絵には成人が海面から絞った殉教者の血を器に注いでいる様子が描かれている。

この作品自体はフェリーチェ・フィケレッリというイタリアの画家が10年前に描いた作品の写しだと思われ、構図はほとんど同じだがフェルメールの作品には原作にはない十字架が握られている。もしこの作品がフェルメール自身のものであれば、これが彼の最も初期の作品となる。

1969年にあくまでもフィケレッリの作品としてメトロポリタン美術館で開催された展覧会に出展されたが、そこで「Meer 1655」と読むことのできる署名と、「Meer N R o o」と読んで「Meer naar Riposo」という意味の署名が見つかり、Meerはフェルメールの性の別名、Riposoはフィリーチェのあだ名ということから「Meer naar Riposo」と解釈できることにより、フェルメール自身の作品であると考える研究者が増えた。

アーサー・ウィーロックがフェルメールの作品として自分の著書に収録した以後は、フェルメールの作品として紹介されることが多くなったが、未だに疑問を持つ人もいる。

《聖プラクセディス》の基本情報

  • 制作者:ヨハネス・フェルメール
  • 作品名:聖プラクセディス
  • 制作年:1640年-1645年
  • 製作国:オランダ
  • 所蔵:国立西洋美術館 (日本)
  • 種類:カンヴァス、油彩
  • 高さ:102cm
  • 横幅:83cm
  • 編集情報

  • 投稿日:
  • 編集者:
  • 運営元:MUSEY編集部