作品概要

エロスとともに描かれたダナエ》は、画家のティツィアーノ・ヴェチェッリオによって描かれた作品。制作年は?年から?年。

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『ダナエ』は、ルネサンス期ヴェネツィア派の巨匠ティツィアーノ・ヴェチェッリオが描いた一連の絵画を指す。

ギリシア神話の登場人物ダナエをモチーフとして少なくとも5点の作品が描かれたとされ、現在知られているのはナポリの国立カポディモンテ美術館、マドリードのプラド美術館、サンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館、ウィーンの美術史美術館にそれぞれ所蔵されている4点の絵画があり、本作はナポリのもの。

古代ローマの詩人オウィディウスの著作『愛の詩』によれば、ダナエは自身が産む息子がダナエの父を殺害するという神託を受けたため、地下室に幽閉された。この神託を知っていたにもかかわらず、ダナエは黄金の雨に身を変えたオリュンポスの主神ゼウスに誘惑され、男児を身籠もった。

本作は、『ダナエ』の最初のバージョンであり、1544年から1546年に描かれ、現在ナポリの国立カポディモンテ美術館が所蔵している。
どのバージョンでもダナエは官能的な美女で、脚が開かれ、さらに左脚が軽く曲げられたポーズが強調されて描かれている。

中世からルネサンス期にかけて表現された他のダナエと同様、ティツィアーノもダナエを高級娼婦のような豊満な女性として表現しているが、顔はヴェネツィアの淑女のような美しい表情で描かれている。

本作と、1553年から1554年に描かれたプラド美術館所蔵の『ダナエ』を比較すると、後年に描かれたプラド美術館のバージョンの方に、よりダナエが堕落している様子が様々な描写で表現されている。
それは轟く雷雲、ダナエの完全な裸体、左に描かれた放蕩を象徴する丸まった犬、金貨として描かれた黄金の雨に顔だけ振り向いているエロスの代わりに黄金の雨に向かって身体ごと乗り出す老女が描かれているなどである

《エロスとともに描かれたダナエ》の基本情報

  • 制作者:ティツィアーノ・ヴェチェッリオ
  • 作品名:エロスとともに描かれたダナエ
  • 制作年:不明-不明
  • 製作国:不明
  • 所蔵:不明
  • 種類:不明
  • 高さ:不明
  • 横幅:不明
  • 編集情報

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